現職・古張矢祭町長が引退意思固める 今期限り、13日にも表明

 

 来年4月29日の任期満了に伴う矢祭町長選で、現職の古張允氏(77)=3期=が立候補せず、引退する意思を固めたことが10日、関係者への取材で分かった。13日の町12月議会最終本会議で正式表明する見通し。

 古張氏は、後継者育成などを理由に引退の意向を示している。同町長選を巡っては複数の町議が立候補の準備を進めており、選挙戦になりそうだ。

 古張氏は同町出身。日本高等国民学校卒。町議、副町長各2期などを経て、2007(平成19)年の町長選で初当選した。