五十嵐磐梯町長が今期限り退任へ「負託応える町政若返り期待」

 

 任期満了に伴い6月18日告示、同23日投票で行われる磐梯町長選で、現職の五十嵐源市氏(69)=4期=が出馬せず、今期限りで退任する意思を固めたことが16日、分かった。

 後援会長ら支援者に退任の意思を伝えた五十嵐氏は福島民友新聞社の取材に「体調面に不安があり、政治家として70歳を節目と考えた。新たな自主財源の見通しがついたこともある。町民の負託に応える町政の若返りに期待している」と答えた。

 五十嵐氏は磐梯町出身。町収入役、助役などを経て2003(平成15)年の町長選で初当選した。全国に先駆けた幼小中一貫教育の推進や史跡慧日寺(えにちじ)跡を中心としたまちづくり、道の駅ばんだいの整備などに取り組んだ。