統一地方選・福島県5町村長選「告示」 3町村長選で無投票当選

 

 第19回統一地方選後半戦で、任期満了に伴う玉川、古殿、矢祭、檜枝岐、三島の県内5町村長選が16日、告示され、矢祭、三島両町長選はいずれも一騎打ちによる選挙戦に入った。投票は21日に行われ、即日開票される。玉川、古殿、檜枝岐の3町村長選はいずれも無投票当選が決まった。

 矢祭町長選は、届け出順にいずれも無所属で、新人の会社役員佐川正一郎氏(67)、鈴木正美氏(61)が立候補を届け出た。前町議同士による選挙戦。

 三島町長選は届け出順にともに無所属で、現職の矢沢源成氏(67)=1期=と、新人で元県監査委員事務局長の二瓶辰右エ門氏(65)が立候補。現職に新人が挑む構図となった。

 無投票となった玉川村長選は現職の石森春男氏(68)=無所属=が4選、古殿町長選は現職岡部光徳氏(60)=無所属=が5選を果たした。檜枝岐村長選は副村長を務めた新人星明彦氏(63)=無所属=が初当選を飾った。

 このほか鮫川、檜枝岐、南会津、北塩原の4町村議選、矢祭町議補選も16日告示され、南会津町議選が選挙戦に入った。投開票は2町長選、喜多方市議選と同じ21日。ほかの4選挙は無投票となった。