任期満了に伴う会津若松市長選は４日、投開票が行われる。いずれも無所属で、新人の元県議会議長平出孝朗候補（６２）、３選を目指す現職の室井照平候補（６３）＝２期、新人の前市議阿部光正候補（６９）の３人は遊説最終日の３日、大票田となる市内中心部などで支持を訴える予定。

　平出候補はリオン・ドール滝沢店で街頭演説、七日町市民広場前で打ち上げ式を行う。室井候補は神明通りで街頭演説し、徒歩遊説で選挙事務所に向かい、打ち上げ式に臨む。阿部候補は打ち上げ式などは行わない予定で、夕方に神明通りで最後の街頭演説を行う。

　８年ぶりの選挙戦で、各候補は子育て支援、観光・産業振興などについてそれぞれの政策を訴えた。

　会津若松市議選も４日投開票

　市長選と同日程の市議選も４日に投開票が行われる。今回から２減の定数２８に対し、現職２４人、元職１人、新人７人の計３２人が立候補している。

　市長選、市議選の投票は市内７１カ所の投票所で午前７時に始まり、湊町、大戸町、北会津町、真宮新町の２５カ所は午後６時まで、ほかの４６カ所は午後７時まで受け付ける。開票は午後８時から鶴ケ城体育館で行われる。開票終了は市長選が同１０時ごろ、市議選が同１１時３０分ごろの見込み。

　７月２７日現在の選挙人名簿登録者数は１０万３６７人（男性４万７３８２人、女性５万２９８５人）。