新人・佐野氏が出馬意思 湯川村長選、選挙戦の公算

 

 任期満了に伴い10月22日告示、同27日投票で行われる湯川村長選で、新人の村議会副議長佐野盛至(せいし)氏(62)は4日、立候補の意思を固めた。村長選を巡っては、現職の三沢豊隆氏(69)=1期=が再選出馬の意思を固めており、選挙戦となる公算が大きくなった。

 佐野氏は福島民友新聞社の取材に対し「小学校統合の議論を進め、『湯川米』のブランド化などを通じて農業所得向上を図りたい」と語った。

 佐野氏は湯川村出身、東京農大短大卒。1977(昭和52)年に村役場職員となり、総務課長、産業建設課長などを歴任した。2017年2月に退職し、同年4月の村議選で初当選した。