現職・元職が全員当選...新人は『明暗』 石川町議選・戦いの跡

 

 8日に投開票が行われた石川町議選は定数14に対し、現職、元職の11人が全員当選し強さを見せた。新人は、唯一の千票超えでトップとなった乾初美氏(33)ら3人が当選した一方、2人が落選し明暗が分かれた。

 告示約2週間前の立候補予定者説明会に出席したのは定数と同じ14陣営。無投票と思われたが、その後に新人が相次いで名乗りを上げて選挙戦に突入。引退した前回トップ当選者の票や立候補者の少ない町中心部の票の行方が焦点となった。

 一方、告示直前まで無投票ムードが漂ったこともあり、投票率は前回より9.2ポイント少ない69.57%と補選を除き過去最低を更新した

 町勢発展へ活躍期待 当選証書付与式

 8日に投開票が行われた石川町議選の当選証書付与式は9日、町役場で行われ、新議員14人が町勢発展へ決意を新たにした。

 福田徳男町選管委員長が当選者一人一人に証書を手渡し「町勢発展のため存分の活躍を期待する」とあいさつした。新町議の任期は15日から4年。