新人・薄葉氏が出馬正式表明 矢吹町長選、選挙戦が濃厚に

 

 任期満了に伴う矢吹町長選で、新人で町議の薄葉好弘氏(62)は6日、白河市で記者会見し、無所属で立候補することを正式に表明した。今月末で町議を辞職する考え。町長選には新人の会社役員蛭田泰昭氏(61)が立候補を表明しており、選挙戦が濃厚となった。

 薄葉氏は風水害対策を軸にした防災計画の策定、人口減対策などを訴える方針を示し「現在の第6次矢吹町まちづくり総合計画を継承しつつ、問題点を検証し、町民の声を反映しながら子どもが夢を持てる町をつくりたい」などと述べた。

 薄葉氏は矢吹町出身。県立石川高卒。町議2期。現在はJA夢みなみ総代会協議会会長会副会長、議会運営委員会副委員長などを務めている。