「福島県議選」10日投票 43議席巡り60人、午前0時まで確定へ

 

 第19回県議選は10日、選挙戦となった10選挙区で投票が行われ、即日開票される。11日午前0時までに全ての選挙区で当選者が確定する見通しだ。

 定数58のうち無投票となった9選挙区・15議席を除いた43議席を巡り60人が舌戦を展開した。10選挙区の候補者の内訳は現職39人、新人21人で、党派別では自民25人、国民民主9人、共産6人、公明4人、立憲民主2人、社民3人、無所属11人となっている。

 県議選の投票率は1975(昭和50)年の第8回から下がり続け、2011年の第17回は47.51%と初めて5割を割り込んだ。15年の第18回は46.67%と過去最低を更新。県内は台風19号とその後の大雨の影響が残っており、改めて投票率が注目される。

 今回は「18歳選挙権」が導入されてから初の県議選となる。7月に行われた参院選では19歳の投票率が25.32%と年代別で最も低く、若者の選挙参加が進むかどうかも関心の一つだ。

 投票は28市町村で午前7時に始まり、午後8時までに終了する。