【相馬市議選・戦いの跡】若手躍進!2、3位 女性は全員当選

 

 10日投開票の相馬市議選では、震災や豪雨災害からの復興を目指す新市議18人が誕生した。

 現職の根岸利宗氏が1293票でトップ当選を果たした一方、新人の横山和雄氏、獺庭大輔氏の若手2人が2、3位の躍進を果たし、若い力に期待する有権者の声を印象づけた。共産党、公明党も確実に1議席を守った。女性候補は3人全員が当選し、女性議員の議会に占める割合が過去最高となった。投票率も前回を0.21ポイント上回り、関心の高さを示した。

 新人候補増加で票の行方が不透明となる中、陣営に支えられ支援をまとめた候補が確実に票を伸ばした。