福島県議選19歳投票12.81%、18歳29.99% 会津若松市選挙区

 

 11月10日投開票の県議選で、会津若松市選挙区の19歳の投票率は12.81%にとどまり、県全体の17.45%を大きく下回った。世代別で見ても最も低く、学校などで主権者教育を受ける18歳の29.99%に比べては17.18ポイントと大幅に低かった。

 市選管が17日までに年代別投票率をまとめた。20~24歳も17.23%で、高校卒業後の「選挙離れ」に歯止めがかからない状況になっている。

 20歳以降では年代を重ねるごとに投票率が上昇し、最高は75~79歳の55%だった。全体の投票率は前回を4.8ポイント下回る38.23%となり、過去最低を3回連続で更新した。

 今回は18歳選挙権が導入されてから初の県議選。直近の選挙となった同市長選(8月4日投開票)の19歳の投票率も各年代に比べ最も低く、22.05%だった。