【衆院選・小選挙区】福島県 1、3、4区で現職同士の激突か

 

 2年以内に近づく次期衆院選、県内5選挙区の現有議席は自民3、無所属2。前回衆院選で比例東北で復活当選を果たした3人を含めた現職8人を中心とした争いが予想される。

 1区は無所属金子恵美氏(54)と前回、比例復活した自民亀岡偉民氏(64)の激戦となる見込み。3区は元外相の無所属玄葉光一郎氏(55)と自民上杉謙太郎氏(44)の現職同士による選挙戦が確実な情勢。4区は自民菅家一郎氏(64)と国民小熊慎司氏(51)による4度目の激突となる見通しだ。

 一方、2区は自民根本匠氏(68)、5区は自民吉野正芳氏(71)の両現職に対し、立民、国民、社民が候補者の一本化を視野に選考を急ぐ。昨年12月24日の「5者協議会」では、空白区の候補者擁立について、各党の中央レベルの調整を踏まえて協議する方向で一致した。5区では共産も新人熊谷智氏(40)を擁立する。