小椋北塩原村長、今期限りで退任へ 次期村長選に出馬せず

 
記者会見で退任表明する小椋氏

 9月5日の任期満了に伴う北塩原村長選で、現職の小椋敏一氏(72)=3期=が12日、次の村長選に出馬せず、今期限りで退任する意向を表明した。

 村役場で記者会見した小椋氏は、退任の理由として健康上の理由を挙げ「昨年11月ごろから体調を崩しており、後援会と協議を進めていた。残された期間も職務を全うし、新型コロナウイルス感染症の対応などを行う」と話した。

 小椋氏は北塩原村出身。会津中央高卒。村総務課長、副村長などを経て2008(平成20)年8月の村長選で初当選。昨年6月に県町村会長、同7月に全国町村会副会長に就いた。

 村長選を巡っては、新人で元村議の遠藤和夫氏(65)が立候補を表明しており、ほかに水面下で候補者を模索する動きがある。