「福島2区」人選は増子氏の意向尊重 次期衆院選へ5者協議会

 

 国民民主、立憲民主、社民の各党県連と無所属県議、連合福島でつくる5者協議会は4日、福島市で次期衆院選の対応を協議した。野党現職の空白区となっている福島2区の人選については、郡山市を地盤とする増子輝彦参院議員(国民民主、福島選挙区)の意向を尊重することを確認した。

 福島2区を巡っては、社民県連が独自候補の擁立の可否を検討している。社民県連の判断を踏まえ5者協で最終的に擦り合わせる。

 福島5区については、地元から新人候補の擁立作業を進める一方で、各党中央レベルの議論を踏まえて本県に地縁のない「落下傘候補」の擁立も視野に入れる方向で一致した。5区については調整に時間がかかることが見込まれるため、5者協議会は福島2区の人選を優先的に進める予定だ。

 次回は今月中旬の開催を見込んでいる。