橋本須賀川市長「市民の信頼に応える」 4期目・初登庁で訓示

 
職員から花束を受ける橋本市長(左)

 任期満了に伴う須賀川市長選で4選を果たした橋本克也市長(57)は11日、初登庁した。任期は同日から4年。橋本市長は、市役所前で大勢の職員らに迎えられ、花束を受けた。

 職員への訓示では「新型コロナウイルスはじめ複層的な課題に対して結果を出していかなくてはならない。市民の信頼に応えるべく相応の覚悟をもって取り組んでいこう」と述べた。

 「選ばれるまち」へ

 11日から4期目を迎えた橋本克也氏は同日、取材に応じ「無投票当選という結果を受け、今まで取り組んできた『選ばれるまち須賀川』の実現を目指していく」と抱負を述べた。

 台風被害に伴う防災・減災対策や新型コロナウイルス感染症対策に重点的に取り組む考え。橋本氏は「国の緊急治水対策プロジェクトだけではなく、避難の周知や在り方などソフト面に力を入れる。感染症対策と地域経済回復を両立させるため、柔軟・迅速にしっかりと進めていく」と力を込めた。