新人・引地氏が出馬意思固める 国見町長選、3人の選挙戦濃厚

 

 任期満了に伴い11月3日告示、同8日投票で行われる国見町長選に、新人で前町総務課長の引地真氏(60)が22日、立候補する意思を固めた。町長選を巡っては町議の佐藤孝氏(64)と松浦和子氏(71)が立候補を言明しており、3人による選挙戦が濃厚になった。

 引地氏は「町の良さを生かして農商工業を振興し、住民全てが幸せに暮らせる町をつくりたい」などと話した。

 引地氏は国見町出身。東北学院大法学部卒。今年3月まで町総務課長。生涯学習課長・公民館長などを務めた。

 現職の太田久雄氏(70)=2期=は引退を表明している。