総務会長は高野氏か? 立憲民主福島県連、政調会長・高橋氏軸

 

 新「立憲民主党」県連の結成に向けた役員人事で、総務会長に高野光二県議(南相馬市・飯舘村)、政調会長に高橋秀樹県議(福島市)を起用する方向で調整が進んでいることが5日、分かった。10日に郡山市で開く県連の結成大会で正式に決定する見通し。

 高野氏は旧国民民主県連で総務会長を務め、調整力に定評がある。合流新党の船出に向けて党内融和の必要性が一層高まるため、旧国民に引き続き高野氏に総務会長を任せるとみられる。

 高橋氏は旧立民県連で幹事長を担ったほか、旧民主、民進県連で政調会長を歴任。豊富な人脈と実績に加え、新たな県連メンバーの中でも政策に精通しており、政調会長に就く公算が大きい。

 その他の役員人事では、県連代表に金子恵美衆院議員(福島1区)、幹事長に亀岡義尚県議(伊達市・伊達郡)の就任が有力となっている。