「二大政党」実現へ気勢!立憲民主・福島県連 郡山で結成大会 

 
二大政党の実現を目指して船出した立憲民主党県連のメンバーら

 新「立憲民主党」県連の結成大会が10日、郡山市で開かれ、出席者が政権交代可能な二大政党制の実現に向けて気勢を上げた。

 新党に参加を表明している県内の議員ら約60人が出席。県連代表に就いた金子恵美氏(55)=衆院福島1区=は「新たな立憲民主党の政策を発信し、政権を担える政党に成長させたい」と強調。活動方針には震災からの復興、新型コロナウイルス感染症対策、地方創生への取り組みなどを明記した。次期衆院選で現職の空白区となっている福島2区、5区に候補者を擁立し、県内の全選挙区で勝利を目指すとした。内堀雅雄知事、今野泰連合福島会長、佐藤雄平前知事があいさつした。

 同日は、衆院副議長や民主党最高顧問を務め8月23日に逝去した渡部恒三氏の「四十九日」に当たり、大会冒頭で黙とうをささげた。