金子恵美氏「弱い人救う...政治の役割」 立民福島県連代表選出

 
立民県連代表に選出された金子氏

 党が掲げる多様性の尊重や女性活躍の推進を体現してほしいと代表に互選された。「社会的に弱い人を救うのが政治の役割。新しい立憲民主党の風を吹かせ、厚みのある議論ができる政党に育てる」と言い切る。

 「国民目線の政策が不可欠」と強調し、医療や福祉、家事などを実体験した人の視点を重視する。「性別や障害の有無にかかわらず、課題の当事者の発言が必要。それを後押しできる党、県連でありたい」と力を込める。

 コロナ禍が本県復興の足かせと捉えており、いずれの課題にも「党派を超えて取り組まなければならない」。目に見える復興だけでなく、心の復興や再生可能エネルギーの導入など「福島からたくさんのことを発信していきたい」と展望した。

 伊達市保原町出身。福島大大学院修了。衆院2期、参院1期、復興政務官。