4者協、2区人選協議再開 次期衆院選、増子氏自民会派入りで

 

 立憲民主、社民の両党県連と県議会第2会派の県民連合、連合福島でつくる4者協議会は26日、福島市で次期衆院選の対応を協議した。野党現職の空白区となっている福島2区の人選について、郡山市を地盤とする増子輝彦参院議員(無所属)の意向を尊重する方針を撤回し、協議を再開させた。増子氏が野党再編で新党に加わらず、自民党と無所属議員でつくる参院会派「自民党・国民の声」に入ったことを受けての対応。4者協は8月の会合で、増子氏に福島2区の人選の主導を任せる方針だった。

 この日の会合では、立民から福島2区への出馬に意欲を示す人がいると報告があり、今後、党本部の意向を踏まえて協議を進めることを確認した。もう一つの空白区の福島5区については、立民が月内を目指していた候補者選定が11月にずれ込む見通しが示された。