田村市長選、現職本田氏立候補へ 白石氏は正式表明、選挙戦見通し

 

 来年4月の任期満了に伴う田村市長選で、現職の本田仁一氏(58)=1期=は28日、再選を目指して立候補する考えを明らかにした。福島民友新聞社の取材に「田村に住んで良かったと思えるまちづくりを進めたい」と話した。

 市議の白石高司氏(60)は同日、出馬を正式に表明した。福島民友新聞社の取材に「財政改革に力を入れる。公平公正な政治を目指し、市民の声を市政に反映させたい」と述べた。両氏が態度を明らかにしたことにより、選挙戦になる見通し。

 本田氏は船引高卒。県議2期、田村市議3期、常葉町議3期を務めた。2017(平成29)年の市長選で初当選した。

 白石氏は上武大商学部卒。日本青年会議所(JC)福島ブロック協議会長、県レンタカー協会長などを歴任。18年の市議選で初当選。