現職・薄氏、再選向け出馬へ 西会津町長選、他に立候補動きも

 

 来年8月の任期満了に伴う西会津町長選で、現職の薄友喜氏(72)=1期=は6日、再選を目指して立候補する意思を固めた。8日の12月町議会一般質問で表明する見通し。

 薄氏は福島民友新聞社の取材に「引き続き人口減少など町政課題に取り組みたい。デジタル産業などを発展させ、若者が住みたいと思う活気ある町にしたい」と意欲を示した。町長選を巡っては、他に水面下で立候補を模索する動きがある。

 薄氏は西会津町出身。喜多方商(現喜多方桐桜)高卒。町総務課長、副町長などを務め、2017(平成29)年の町長選で初当選した。