現職・品川氏が出馬表明「ご縁や経験を全て投入」 郡山市長選

 

 任期満了に伴い来年4月11日告示、同18日投票で行われる郡山市長選で、現職の品川萬里氏(75)は8日、3選を目指し無所属で立候補することを正式に表明した。

 品川氏は開会中の12月市議会の一般質問に答え、「(今後も)これまでのご縁や経験を全て投入しなければとの思いを深めている。来年4月の市長選に出馬することを強く決意した」と述べた。

 品川氏は白河市出身。東大法学部卒。郵政審議官、NTTデータ副社長、法大教授などを歴任。郡山市で小中学校時代を過ごした。2009(平成21)年4月の郡山市長選に初出馬し、現職に敗れたが、13年4月の市長選で現職を破り初当選した。

 市長選を巡っては、元県議の勅使河原正之氏(68)、元市議の会社役員馬場大造氏(61)、IT会社経営の高橋翔氏(32)が立候補を表明しているほか、市議の川前光徳氏(54)の出馬が見込まれている。