新人・川前氏が出馬正式表明 郡山市長選、現新5人の選挙戦へ

 

 任期満了に伴い来年4月11日告示、同18日投票で行われる郡山市長選で、新人で市議の川前光徳氏(54)が20日、郡山市で会見し、無所属で立候補することを正式に表明した。

 川前氏は「10年、20年先まで責任を持てるわれわれの世代が中心となり、これからの郡山をつくっていく決意」と述べた。川前氏は市議を辞職せず、市長選に立候補する意向。

 川前氏は郡山市出身。東京経済大経済学部卒。会社役員で郡山青年会議所理事長、日本青年会議所副会頭を経て2011(平成23)年に市議に初当選した。市議会の自民系最大会派・志翔会の会長を務めている。

 市長選を巡っては、現職の品川萬里氏(76)、元県議の勅使河原正之氏(68)、元市議の会社役員馬場大造氏(61)、IT会社経営の高橋翔氏(32)が立候補を表明している。

 市選管によると、5人が立候補すれば、1924年の市制施行以来最多の候補者数となる。