新人・伊藤氏が出馬意思固める 西会津町長選、選挙戦の見通し

 

 来年8月の任期満了に伴う西会津町長選で、新人で元副町長の伊藤要一郎氏(61)が立候補する意思を固めたことが26日、分かった。町長選を巡っては、現職の薄友喜氏(72)=1期=が立候補を表明しており、選挙戦となる見通し。

 伊藤氏は福島民友新聞社の取材に「少子高齢化などの課題に取り組み、若さと決断を持って町民と共に歩み、信頼される町政をつくりたい」と意欲を示した。

 伊藤氏は西会津町出身。法大法学部卒。旧大蔵省東京税関を経て、1982(昭和57)年に町職員となり、企画調整課長、まちづくり政策室長、総務課長などを務め、2015~17年に副町長。