新人・芹川氏が立候補「断念」 双葉町長選、無投票の可能性も

 

 任期満了に伴い来年1月14日告示、同24日投票で行われる双葉町長選に出馬意欲を示していた新人の無職芹川信彦氏(56)は28日、福島民友新聞社の取材に対し、立候補を断念する考えを明らかにした。

 芹川氏は本籍双葉町、浪江町生まれで川崎市在住。芹川氏は「新型コロナウイルスの感染が拡大する中、都道府県間を移動しての選挙活動が難しい上、医療機関に勤務する家族や関係者の協力を得るのが困難だと判断した」と理由を述べた。

 町長選を巡っては現職の伊沢史朗氏(62)=2期=が立候補を表明。ほかに目立った動きはなく、無投票となる可能性も出てきた。