川俣町長選、藤原氏が立候補表明 「顔の見える優しい町づくりを」

 

 任期満了に伴い2月9日告示、同14日投票で行われる川俣町長選で、新人の元町収入役、行政書士藤原一二氏(74)は15日、福島市で記者会見し立候補を正式に表明した。

 藤原氏は「顔の見える優しい町づくりを進めていきたい。町独自の新型コロナウイルス感染症対策、子育て支援充実、地域資源を活用した観光振興に取り組んでいきたい」などと述べた。

 藤原氏は川俣町出身。法大法学部通信教育課程卒。町企画財政課長、議会事務局長、町収入役などを務めた。

 町長選を巡っては、現職の佐藤金正氏(71)=1期=と新人で農業佐藤善一氏(71)が立候補を表明しており、3人による選挙戦となる公算が大きい。