斎藤会津坂下町長が退任表明 「財政健全化、後任に委ねたい」

 

 任期満了に伴い6月1日告示、同6日投票で行われる会津坂下町長選で、現職の斎藤文英氏(69)=2期=は17日、次期町長選に立候補せず、今期限りで退任することを表明した。

 斎藤氏は町議会3月定例会の最終本会議のあいさつで「着実に前進している財政健全化に向けた道筋をさらに進めながら、その後の町政のかじ取りを新たな人に委ねたい」と述べた。

 斎藤氏は同町出身。専修大北海道短大卒。1996(平成8)年の町議選で初当選してから町議を連続4期務め、2013年の町長選で初当選した。

 次期町長選にはこれまで立候補を表明した人はいないが、水面下で立候補を模索する動きがある。