自民福島県連、衆院選必勝期す 2年ぶり定期大会、党勢拡大へ

 
あいさつする根本会長

 自民党県連は20日、福島市で定期大会を開き、今年行われる衆院選で必勝を期すための党勢拡大、新型コロナウイルス感染症の収束、本県復興の実現に向けた結束を誓った。

 昨年は新型コロナ感染拡大を受け県連大会を中止しており、開催は2年ぶり。参加者を限定するなど新型コロナ対策を講じた。

 根本匠県連会長は、新型コロナや本県沖地震などでさまざまな施策を講じてきた政権与党の実効力を強調し「衆院選は何としても勝ち抜かなければならない。支援と協力をお願いしたい」とあいさつ。内堀雅雄知事、太田光秋県議会議長、若松謙維公明党県本部常任顧問、渡辺博美日本商工連盟福島地区代表世話人が祝辞を述べた。渡辺義信幹事長が党情を報告した後、衆院5小選挙区の各支部長が決意を表明した。

 県連大会に先立ち総務会を開き、収支決算や予算、今年の活動方針などを承認した。新型コロナの収束を見据えた対策強化、本県復興の促進、本県沖地震からの早期復旧などを明記した特別決議を採択した。

 新人・山内氏公認 県議補選

 総務会では、県議補選が行われる大沼郡選挙区(定数1)について、新人で会津美里町議会副議長の山内長(ひさし)氏(59)の公認を決定した。