郡山市長選、高橋氏が出馬断念 勅使河原氏を応援へ

 

 4月26日の任期満了に伴い、同11日告示、同18日投票で行われる郡山市長選に立候補の意思を示していたIT会社経営の高橋翔氏(33)は22日、立候補を取りやめると発表した。高橋氏は、18日に立候補を断念した元市議の会社役員馬場大造氏(61)と共に、立候補を表明している元県議勅使河原正之氏(69)を応援するとしている。

 3氏が22日、勅使河原氏の連合後援会事務所で記者会見し、発表した。高橋氏は「選挙戦で戦うよりも(勅使河原氏と)手を組んだ方が考える政策の実現性が高まると考えた」、勅使河原氏は「将来の郡山の都市ビジョンを3人で実現していきたい」と述べた。

 同市長選にはこのほか、現職の品川萬里氏(76)=2期、市議の川前光徳氏(54)が立候補を表明しており、三つどもえの戦いとなることが濃厚になってきた。