郡山市長選、3候補の回答を公表 子ども若者ネットが公開質問

 

 郡山市の子ども支援団体などでつくる「こおりやま子ども若者ネット」は11日、任期満了に伴い18日投開票で行われる郡山市長選に立候補している勅使河原正之氏、川前光徳氏、品川萬里氏の3候補に行った公開質問の回答を公表した。

 質問は、任意回答を含めて18問。このうち、「子どもや若者の孤独・孤立を解決するための社会的包摂に取り組むか」という設問には、3人全員が「はい」と回答した。

 具体的な方法について、勅使河原氏は「子ども食堂支援事業費補助金として、開設・運営に意欲のある団体に補助する」、川前氏は「関係団体と連携し、相談支援体制を拡充する。民間団体との連携が重要と考える」、品川氏は「役所内の部署横断的な議論と施策を実行する」と記述した。

 質問ではこのほか、子どもや若者に関し、認識している課題やNPO法人などとの協働、「子ども・若者育成支援推進法」に基づく施策などについて回答を求めた。