出直し会津美里町長選に2新人立候補 合併後初の選挙戦に

 

 前会津美里町長の逮捕、辞職に伴う出直し町長選は20日告示され、届け出順にいずれも新人の元県議杉山純一氏(63)と前副町長鈴木直人氏(65)の2人が立候補を届け出た。

 前町長らによる官製談合事件で失墜した町の信頼回復とともに人口減少と高齢化への対応が争点となる。2005(平成17)年の町村合併以降、4回の町長選はいずれも無投票だったため、初の選挙戦となる。

 投票は25日午前7時~午後7時に町内30カ所で行われ、午後8時半から高田体育館で開票される。期日前投票は21~24日の午前8時半~午後8時に、町役場と本郷、新鶴の両庁舎で受け付ける。

 19日現在の選挙人名簿登録者数は1万7169人(男性8217人、女性8952人)。

◆会津美里町長選立候補者(届け出順、敬称略)
杉山 純一 63 無職無新
鈴木 直人 65 無職無新