3選の品川郡山市長初登庁「市民との約束、着実実行へ真剣に」

 
職員から花束を受け取る品川市長(左)

 任期満了に伴う郡山市長選で3選を果たした品川萬里市長(76)は23日、当選後初めて登庁した。任期は27日から4年。

 品川氏は市議や支援者らに市役所前で出迎えられて花束を受け取った。「最も大事なことはあらゆる時代の変化に即応すること。市民との約束を着実に実行していくために真剣に取り組む」とあいさつした。

 品川郡山市長が記者会見

 任期満了に伴う郡山市長選で3選を果たした品川萬里市長は23日、市役所で記者会見し「社会的流動性が高い郡山で、新しい有権者にも選んでもらえたと感じている。常に『1期目』のスタンスで市政に臨んでいきたい」と意気込みを語った。

 品川市長は市の経済振興施策について「客を待つのではなく、(自ら)出て行く郡山を目指す。こうした企業文化を醸成することは可能であり、望ましい時代であると考えている」と述べ、県外や海外へ向けた事業展開の支援強化を図る考えを示した。

市民や企業経営に役立つ情報を提供 品川萬里市長は23日、市役所で部局長ら約20人を前に、3期目に当たり初めて訓示した。品川市長は「行政は情報産業。いただいた税収や財源で市民生活や企業経営に役立つ情報を提供してもらいたい」と述べた。