馬場氏に19日出馬要請へ 立憲民主福島県連、衆院選・福島2区

 

 立憲民主党県連は18日、福島市で常任幹事会を開き、次期衆院選の福島2区について、県連内で候補者として浮上していた福島市の団体職員馬場雄基氏(28)に出馬を要請することを決めた。19日に県連代表の金子恵美衆院議員(福島1区)らが要請する。

 金子氏は常任幹事会後、報道陣の取材に「古里の2区のため尽力してもらい、戦い抜いてほしい。いい返事をもらえると思っている」と述べた。県連は馬場氏の選考理由について「福島の復興を担う高い志があり、学生時代に東日本大震災を経験した世代の代表として福島の未来を切り開いていける」としている。

 馬場氏は郡山市出身。福島高、慶大法学部卒。銀行員を経て松下政経塾に入った。現在は福島市の交流施設「アオウゼ」の事業統括コーディネーターなどを務めている。