現職・三保氏、出馬前向き判断 二本松市長選、後援会要請意向

 

 11月21日告示、同28日投開票で行われる二本松市長選で、現職の三保恵一氏(72)=3期=の後援会が三保氏に出馬を要請する方向で準備していることが31日、関係者への取材で分かった。三保氏は同日、市役所で開いた定例記者会見で立候補について「新型コロナウイルス対策に全力を尽くしていて、話をする時期ではない」としながらも「市民や多くの皆さんの意見を伺いながら判断したい」としており、出馬を前向きに判断するとみられる。

 同市長選を巡っては現時点で、三保氏のほかに表だって立候補を模索する動きはない。

 三保氏は、旧二本松市長を務めていた2005(平成17)年の合併新市初の市長選で当選。2期務めた後の13年の選挙で落選したが、前回17年に返り咲いた。