人口減対策などに見解 南相馬市長選、2氏が公開討論会

 
公開討論会に臨む門馬氏(右)と桜井氏

 任期満了に伴い13日告示、23日投開票で行われる南相馬市長選の立候補予定者による公開討論会が7日、同市で開かれた。現職の門馬和夫氏(67)=1期、元職の桜井勝延氏(66)が人口減少対策や子育て環境整備などについて考えを示した。原町青年会議所(JC)の主催。

 両氏は、政府が浜通りに整備する国際教育研究拠点誘致や、市内小学校の合併・学区再編などへの考えを○×形式や口頭で説明した。

 人口減少対策について、門馬氏はロボット産業を活用し、市内で新しいことに挑戦する若い人材を呼び込むことなどを主張。桜井氏はサーフィンなど地域ならではの魅力を積極的に発信し、若い世代を呼び込む考えを示した。

 国際教育研究拠点については、両氏とも市内への誘致を積極的に進める姿勢を示した。

 討論会の様子は動画投稿サイト「ユーチューブ」でライブ配信された。原町JC公式チャンネルで閲覧できる。