立候補予定の現新2氏 将来像考え示す、伊達市長選・公開討論会

 
オンラインでの公開討論会に臨む須田氏(右)と小林氏

 任期満了に伴い23日告示、30日投開票で行われる伊達市長選の立候補予定者による公開討論会が16日、同市で開かれた。いずれも無所属で、現職の須田博行氏(63)=1期=と、新人で元福島市長の小林香氏(62)が市の将来像などについて考えを示した。だて青年会議所(JC)の主催。

 須田氏は若者の定住促進策を強調した。安定した収入を得られる農業環境の整備をはじめ、子育てしやすい教育環境や医療介護の充実を主張した。

 小林氏は積極的な企業誘致による若者の雇用確保を進める考えを示したほか、農業振興策としてワイナリー運営して新たな農業産業とするアイデアを示した。

 公開討論会での質問内容は、市内の高校に通う生徒も考えた。討論会の様子は動画投稿サイト「ユーチューブ」でライブ配信された。だてJC公式チャンネルで29日まで閲覧できる。