喜多方市長選告示 4年前と同じ顔触れ、1月30日・投開票

 
届け出順に右から遠藤忠一候補と菅野康裕候補

 任期満了に伴う喜多方市長選は23日告示され、届け出順にいずれも無所属で現職の遠藤忠一氏(74)=1期=と新人で元市建設部長の菅野康裕氏(66)が立候補を届け出た。4年前の前回と同じ顔触れ。投票は30日で、即日開票される。

 新型コロナウイルス感染症や疲弊した地域経済の再生、進行する人口減少・少子高齢化などが重要課題となっており、対応を巡り現市政の評価が争点になる。

 遠藤氏は1期4年の実績を強調。最新医療技術の導入など市医師会などと連携した安全・安心な医療体制の構築を訴える。

 菅野氏は人工知能(AI)を活用した教育の充実や最先端技術の開発に取り組む研究機関の誘致による雇用の創出を挙げる。

 22日現在の選挙人名簿登録者数は3万9427人(男性1万8842人、女性2万585人)。