伊達市長選告示 現職と新人が一騎打ち、1月30日・投開票

 
届け出順に右から小林香候補と須田博行候補

 任期満了に伴う伊達市長選は23日告示され、届け出順にいずれも無所属で、新人で元福島市長の小林香氏(62)と現職の須田博行氏(63)=1期=が立候補を届け出た。投票は30日で、即日開票される。

 市の人口(昨年12月現在)は2006年の新市誕生時と比べて約1万2000人減の5万8320人。人口減少・少子高齢化対策が喫緊の課題となっており、市の具体的な将来像を示せるかが焦点となっている。

 小林氏は福島市長を1期務めた実績を強調、積極的な企業誘致による雇用の確保や地域医療の充実、防災対策を掲げている。

 須田氏は市民の働く場づくりや健康づくり、子育て支援、防災・減災などを前に進めるためには市政継続が必要だと訴える。

 22日現在の選挙人名簿登録者数は5万660人(男性2万4675人、女性2万5985人)。