鵜沼氏出馬へ、近く正式表明 福島県知事選

 

 10月13日告示、同30日投開票の知事選に、新人で合同会社代表社員の鵜沼誠氏(43)=郡山市=が立候補する意思を固めた。近く記者会見し、正式表明する。

 鵜沼氏は27日、福島民友新聞社の取材に対し「新型コロナウイルス『終了宣言』を行い、県内にインバウンド(訪日外国人客)を積極的に招く。メイド・イン・福島の電気自動車(EV)づくりを通して技術立県を目指す」と述べた。

 鵜沼氏はいわき市出身。平工高、日大工学部卒。県内の民放テレビ局を経て、スポーツイベントの企画・運営を行う合同会社「LinkTOHOKU」を設立、代表社員を務めている。

 知事選にはほかに、現職の内堀雅雄氏(58)=2期=と、新人の高橋翔氏(34)=郡山市=が立候補を表明しており、大阪府在住の男性(68)=二本松市出身=が立候補を模索している。