高校生ら投票呼びかけ 福島県知事選、親子連れらに啓発チラシ

 
来店客に知事選の投票を呼びかける生徒(左)=南相馬市

 30日投開票の知事選で、県選管は23日、県内各地で街頭啓発を行った。職員のほか高校生も参加し、若い世代などに投票を呼びかけた。

 投票日1週間前の日曜日を街頭啓発「集中実施日」と位置付け行った。このうち南相馬市の南相馬ジャスモールでは、原町高の2年生4人が参加した。生徒らは啓発チラシやマスクが入ったクリアファイルを来店客に配布し、親子連れらに「投票お願いします」などと呼びかけた。

 参加した16歳の草野真優(まひろ)さん(同市)は、まだ選挙権はないが、知事選について「(新しく選ばれる知事には)ロボットテストフィールドだけじゃなく、みんなでにぎわえる場所をつくってほしい」と話した。