19歳、20~24歳2割切る...福島県知事選投票率、全年代6割届かず

 

 県選管は2日、10月に行われた知事選の年代別投票率を公表した。全ての年代で6割に届かず、特に最も低い19歳(17.83%)と20~24歳(18.76%)は2割を切り、若者を中心とした関心の薄さが浮き彫りになった。

 年代別投票率の推移は【表】の通り。全ての年代で2018年の前回知事選を下回り、最も高い70~74歳でも59.63%と6割に達していない。若い世代ほど低い傾向がみられ、40代は4割、30代は3割を切った。

 前回から最も低下したのは18歳で7.11ポイント減。「18歳選挙権」導入後初めての知事選だった前回は4割を超えていたが、今回は34.21%に低下した。全体としても42.58%と、10年に次いで過去2番目に低い。