公明、福島県議選に4候補擁立

 

 11月19日の任期満了に伴う県議選で、公明党県本部は16日、現職4人を公認候補として擁立すると発表した。同日の党中央幹事会で決まった。

 立候補を予定しているのは、福島市選挙区(定数8)で伊藤達也氏(52)=2期、郡山市選挙区(定数10)で今井久敏氏(69)=4期、いわき市選挙区(定数10)で安部泰男氏(65)=3期、真山祐一氏(41)=1期=の4人。

 伊藤氏は伊達市出身。創価大法学部卒。県本部幹事長。伊藤氏は「イノベーション・コースト構想と連動して航空宇宙産業の集積、育成を図り、県の成長戦略として推進する」と述べた。

 今井氏は宮城県出身。郡山西工(現郡山北工)高卒。県本部代表。今井氏は「県民の健康増進に力を注ぎ、(メタボリック症候群の割合など)低迷する健康指標の改善を目指す」と述べた。

 安部氏はいわき市出身。中京大法学部卒。県議会福祉公安委員長、県本部代表代行。安部氏は「防災力の向上など安全で安心な県づくりに引き続き取り組んでいきたい」と述べた。

 真山氏は仙台市出身。福島大大学院経済学研究科修了。県本部幹事長代行。真山氏は「未来を担う子どもに優しい社会をつくる。観光振興により浜通りの経済活性化を進める」と述べた。