新1区に金子氏、新3区は小熊氏 次期衆院選、立民公認候補決定

 

 立憲民主党は14日、次期衆院選の県内選挙区の公認候補予定者について、県北の新1区が金子恵美氏(57)=旧1区、3期、会津と県南で構成する新3区が小熊慎司氏(54)=旧4区、4期=にすると正式に決めた。県中の新2区の候補者決定は結論を持ち越した。

 14日の常任幹事会で了承した。新2区の候補者について、県連は旧3区選出の玄葉光一郎氏(58)=10期=と旧2区で活動する馬場雄基氏(30)=1期、比例東北=の2人を候補者に選任。「コスタリカ方式」を採用するよう党本部に上申している。

 新1区と新3区の候補者決定を受け、県連の高橋秀樹幹事長は「(次期衆院選に向けて)今後の道筋が付いた」と評価した。一方、新2区の候補者については「コスタリカ方式の性質上、党本部が判断に時間をかけざるを得ないと認識している。今後も協議を重ね、コスタリカ方式の実現に努めたい」と述べた。