地震で付近に落石、いわきの「みろく沢炭砿資料館」休館

 
落石で壊れた元養鶏場。落石の影響で「みろく沢炭砿資料館」は休館となっている

 いわき市内郷白水町の私設資料館「みろく沢炭砿資料館」付近で、13日夜に発生した地震の影響とみられる落石があり、資料館が休館となっている。

 常磐炭鉱で使われた道具や写真などを展示している資料館に被害はなかったが、資料館近くの元養鶏場に落石が直撃。市が18日に確認し、管理者に連絡があったという。関係者によると、資料館を含む一帯は岩山に囲まれていることから、安全が確認されるまで休館にするという。

 東日本大震災で資料館近くに落石があったことや、老朽化による雨漏りなども目立ってきたことから、落石があった元養鶏場に資料を移動する計画を立てていたという。

 同館は、炭鉱で働いていた故渡辺為雄さんが1989年に自宅敷地内に開設した。集めた資料群は市有形民俗文化財、国の近代化産業遺産に指定されている。渡辺さんは2014年に福島民友新聞社の「第24回みんゆう県民大賞」でふるさと賞を受賞している。