福島県沖地震1カ月、住宅被害6000棟超 公共施設被害額は78億円

 

 本県沖を震源とし最大震度6強を観測した地震は13日、発生から1カ月を迎える。12日午後2時現在の県のまとめでは、1人が死亡し、重傷5人、軽傷95人の計100人が負傷、住宅被害は6100棟を超えた。東日本大震災の余震とみられており、発生から10年が過ぎた震災の大きさを物語る。

 県によると、住宅被害は全壊31棟、半壊238棟、一部損壊5845棟に上り、郡山市で1世帯1人が避難所での生活を続けている。公共施設などの建物1093棟でも被害が確認されている。

 土木、農林水産関係の被害も拡大。8日午後時点での被害見込額は、公共土木施設が道路や橋りょう、漁港など274カ所で約78億円、農林水産業は農地や農作物などを合わせて約17億5500万円に上る。県は調査を継続しており、被害額はさらに膨らむ可能性がある。