郡山学院高等専修学校、新校舎12月完成見通し 昨年地震で解体

建設予定の新校舎のパース図
学校法人郡山学院は、昨年2月の本県沖地震で被災し解体していた同学院高等専修学校の校舎を郡山市清水台に新たに建設する。12月に完成する見通しで、来年3月から使用を始める予定。
新校舎は4階建てで、図書室や進路指導室、体育館を兼ねた講堂などを設ける。自然災害に備えて同市と防災協定を結ぶ予定で、近隣住民の避難場所を確保するほか、断水時にトイレ用水を供給するためのポンプ井戸を整備する。
現地で14日に地鎮祭を行い、関係者が工事の安全を祈願した。約20人が出席し、同学院の岡部隆男理事長らが玉串をささげた。
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