復興の取り組みに理解深める 立命館大生が福島を視察、内堀知事と懇談

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内堀知事と懇談する学生ら

 立命館大の人材育成プログラム「チャレンジふくしま塾」に参加した学生が29日までに、県庁で内堀雅雄知事と懇談し、県内各地で復興の取り組みなどを視察したツアーの成果を報告した。

 学生たちが8月と、今月18~20日の2回にわたって県内各地を巡り、風評払拭(ふっしょく)に向けた取り組みや被災地での起業の経験などについて話を聞いた。

 今回は学生16人が県庁を訪問。2年連続で参加したという学生は、復興が進んでいる状況の変化を肌で感じ「継続する力の大きさを感じた」とした上で「『ふくしま塾』という形にかかわらず、これからも福島に関わり続けていきたい」と意気込みを語った。

 チャレンジ塾は、県と同大などを運営する立命館(京都市)が2013(平成25)年に締結した連携協力協定に基づく取り組みの一環。学生らは今後、文化祭や学内イベントなどでツアーの活動報告を行い、福島県の復興状況や食、観光の魅力などを発信する。