大震災の犠牲者供養、仏画寄贈 釈尾会仏画教室主宰・安井さん、相馬の寺に

 
鈴木住職に仏画を寄贈する安井さん(左)

 仏画の第一人者で、釈尾会仏画教室主宰の安井妙洋(みょうよう)さんは、相馬市の摂取院に東日本大震災の犠牲者の供養を願い仏画を寄贈した。31日までに、同寺で仏画の開眼供養が行われた。

 東京在住の安井さんは、復興支援で相馬市の大野台仮設住宅を訪れたことを縁に摂取院など各地に仏画を奉納してきた。

 今回の仏画は「十一面千手千眼(せんげん)観世音菩薩(ぼさつ)」で、安井さんは「全ての邪気を払いのける力を持つ。災いを払う意味を込め描いた」と話した。

 安井さんの弟子で相馬市の小泉ひとみさんも「大日如来」の仏画を寄贈した。

 開眼供養には、安井さんや小泉さん、寺の役員が出席し、鈴木弘隆住職が読経した。鈴木住職は「仏画を寺の宝としたい」などと話した。

 安井さんの仏画は本堂で保管し、行事の際などに開帳する。