請戸小を震災遺構に提言 浪江の検討委が答申、保存・活用検討へ

 
震災遺構としての保存・活用が提言された請戸小=浪江町請戸

 浪江町震災遺構検討委員会は14日までに、東日本大震災の津波で甚大な被害を受けた同町請戸の請戸小を震災と東京電力福島第1原発事故の記憶や教訓を後世に伝えるための保存・活用に関する提言をまとめ、吉田数博町長に答申書を手渡した。今後、震災遺構としての保存・活用に向けて検討を進める。

 震災の津波で、請戸小のある請戸地区では127人が死亡、27人が行方不明となった。海から約300メートルに位置する同小では、震災当時すでに下校していた1年生をのぞき、2年生から6年生82人が残っていたが避難し、同小校舎では犠牲者がいなかった。

 提言では具体的な保存・活用法として、校舎1階と2階は内部の見学を可能とし、2階は展示など災害の教訓や地域の歴史を伝える場としての活用を検討。体育館と展望台は外からの見学とする。

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