福島県の農業再生、3年にわたり研究 福島大、報告書が完成

 
研究に当たった(左から)石井准教授、小山教授、林准教授

 福島大うつくしまふくしま未来支援センター(FURE)と同大食農学類は17日までに、農林中央金庫の受託事業「福島農業の再生に資する調査・研究にかかる委託研究」の報告書を完成させた。

 2016(平成28)年度から3年にわたり取り組んできた調査研究。

 国内外のデータ分析による風評被害の構造分析と対策や、復興予算が削減される中で放射能汚染対策の確実性を担保するリスク評価、被災地での実証栽培などを通じた営農再開の新しいモデル構想などを研究した。

 報告書は同学類の生源寺真一学類長、小山良太教授、石井秀樹、林薫平の両准教授、東大大学院准教授で同学類客員教授の関谷直也さんが執筆した。小山教授は「震災と原発事故後8年間の研究のまとめを広く知ってほしい」と話した。

 問い合わせは同学類地域連携推進室(電話024・548・8380)へ。